卵巣脳腫の体験談
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22才女性です。時々、下腹部というか膣のあたりというかがなんとなく気になる程度に痛みます。
毎日でもなく、激痛でもないので痛いという表現が分かりませんが、とにかく気になります。生理は順調にあります。
最近、卵巣脳腫という病名をよく聞きます。卵巣脳腫は症状が出づらいとも聞きました。卵巣脳腫の病気の症状としてはどのようなものが
あるのでしょうか?無症状ならば病院にもいかないでしょうし、なんらかの症状があったのだとは思いますが・・・
とのことですが、自分は卵巣嚢腫のかなり初期に見つかり、現在経過観察中です。
なぜ早く卵巣脳腫が分かったかというと、外陰部におできができてしまい、場所が場所だけに皮膚科に行けずに産婦人科を訪れたのが
きっかけでした。そこで、おできの切開とせっかくだからと、子宮ガン検査をしてくれました。
その後の通院の時に「あなたは右の卵巣が腫れてますね」といわれ、チョコレート嚢腫ではないかとの診断でした。
全然自覚症状はなく、分かってからは気になるのかじ〜んとするような下腹部痛と腰痛を感じます。
膣のあたりが何となく痛むことはありますが、それが卵巣嚢腫の症状かといわれると分かりません。
気になるとよけいに心配で痛くなるので、気になったら思い切って病院に行った方が気持ち的にも楽になります。
長い付き合いになる病気なので、早めに把握したいですね。
卵巣脳腫の手術
チョコレート脳腫であれば、閉経して女性ホルモンの分泌が止まれば自然に小さくなりますす。ほかの卵巣脳腫の多くは、
そのままにしておいて消滅するということはなく、手術による摘出が必要になります。
手術で大事なのはどの時点で手術をしたらいいか、どういう方法で行えばいいかということです。
基本的には、卵巣脳腫がまだ2,3cmと小さかったら、まず定期的な検査をして経過観察をします。4〜5cmになると、茎捻転や
卵巣内出血などの危険性が出てくるので、手術を考えなくてはなりません。
手術には、開腹手術と内視鏡による腹腔鏡下手術があります。
内視鏡で卵巣を摘出したり、脳腫の部分だけをくり抜くことを腹腔鏡下手術と呼んでいます。腹部に2〜3カ所小さな切開を入れ、
ここから内視鏡を挿入して、卵巣を摘出したり、周囲の臓器からはがす、脳腫部分だけをくり抜くといった手術が行えます。
腹腔鏡下手術は開腹手術に比べて傷が小さく体の負担も少なくてすみ、また4,5日の入院で回復も早いのが特徴です。内視鏡手術が
得意な専門医にかかるほうが安心です。ときには開腹手術も必要な場合がありますから、担当医とよく相談しなければなりません。
卵巣を全部摘出するか、脳腫の部分だけを切除するかは、脳腫の進行状況や患者さんの年齢、希望などによって違います。
卵巣がひとつ残れば妊娠は可能ですが、若い人の卵巣脳腫の場合は、可能ならば卵巣を残して脳腫の部分だけを切除することが多いです。
50歳前後以上では、再発予防の意味から両方の卵巣を摘出してしまうことがあります。しかし閉経前に卵巣を2つ切除してしまうと、
更年期と同じような症状が出てくるので、安易に卵巣を切除することは止めた方がいいでしょう。よく担当医と相談してください。
また卵巣脳腫は妊娠時の検査で発見されることもあるので、いつ手術をするかも問題になります。
いつどのような手術をするか、卵巣を摘出するか残すか、という問題も含めて、納得できるまで主治医と話し合うことが大切です。
また迷ったり、担当医が信頼できない場合は、別の婦人科医にセカンドオピニオンを求めてみた方がよいでしょう。